中小企業退職金共済について
安心・確実・有利で、しかも管理が簡単な退職金制度を手軽につくることができます!
中小企業退職金共済制度(以下中退共)は、昭和34年に中小企業退職金共済法に基づき設けられた中小企業のための国の退職金制度です。
中小企業者の相互共済と国の援助で退職金制度を確立し、これによって中小企業の従業員の福祉の増進と、中小企業の振興に寄与することを目的としています。
中小企業退職金共済の6つのメリット
国からの掛金助成(一部対象外あり)
初めて中退共制度に加入する事業主および掛金月額を増額する事業主に掛金の一部を国が助成します。
外部積立型で管理が簡単
掛金は口座振替ですので手間がかかりません。
また、従業員ごとの納付状況や退職金試算額を事業主にお知らせしますので退職金の管理が簡単です。
掛金は非課税
掛金は、法人企業の場合は損金として、また、個人企業の場合は必要経費として、全額非課税となります。
掛金月額の選択
従業員ごとに選択した掛金月額は加入後いつでも増額できます。
また、掛金月額の減額は一定の要件のもとで可能です。
通算制度でまとまった退職金
一定の要件を満たしていれば以下の通算ができます。
- 過去の勤務期間
- 中退共制度に加入している企業間の転職
- 中退共制度に加入している企業と特定退職金共済制度に加入している企業間の転職
退職金は直接従業員へ
退職金は、中退共本部から直接、退職した従業員の預金口座に振り込まれます。
退職金は一時金払いのほかに、一定の要件を満たしていれば、本人の希望により全部または一部を分割して受け取ることができます。